せどりで売れない初心者必見!毎日売れる本せどりの仕入れ基準&在庫数とは

本せどり初心者あるあるだと思いますが、「本が今日も売れないな・・・」ってAmazonのアプリを意味もなく開いていませんか?

私も過去に1日30回は意味もなく開いていました。

そのたびに「はあ~~今日売れてねーー」って落ち込んでいたものです。

しかし、アプリを開いても売れるようになるわけではありません。

悩んでいる初心者はすぐにでも売れるような対策をしましょう。

つまり、利益額・利益率よりも「回転率」を上げる努力です。

回転率を意識せずに馬鹿みたいに仕入れすると、過去の私のように手元に利益が残らない状態(黒字倒産)になりますよ(;゚ロ゚)

今回は売り上げゼロの日があって精神的に安定しない方向けに、「毎日売れる本せどりの仕入れ基準&在庫数」について解説します。

たふい
今では笑い話ですが、当時はかなり切羽詰まった状態でしたね・・・・
これから本せどりで生計を立てる!って方は毎日売れる在庫を作っていきましょう。

本が売れないのは価格が高いから?←いいえ違います。それ以前です。

価格改定すれば、本は売れるようになりますが、毎日売れない人は「価格改定」以前の問題。

この問題を理解しない限り、価格改定をしても本が売れるようにはなりません。

そもそも本せどりで稼ぐのが無理・・・・です。

ここで「在庫数を増やすが正義!」って思っていた私の恥ずかしい過去の体験談を例に、「価格改定以前の問題」って言うことをお伝えしますね。

2018年1月に1冊1,000円ぐらいの本を150冊仕入れし、66冊しか売れていないので、利益を返上して仕入れ資金を払ってしまいました。

それでも5万の赤字です。

この時は会社を辞めたかったので早くせどりで利益出さないと!!!!と思い必死に売れる方法を探しては、週1回は手打ちで価格改定をしまくっていました。

せどり初心者にはこの状況って結構ありがちじゃないですか?

でもね・・・それでも売れなかったんですよ。

そして、最終的には1冊50円の処分料をFBAに支払って、在庫を処分しました。

ここまでのストーリーを言えば分かるかと思いますが、本せどりで毎日売れない原因は仕入れにあります。

毎日売れる本せどりの仕入れ基準とは

私が本せどりで毎日売れる在庫を作り、4ヶ月で月収10万円達成した時の仕入れ基準は以下の3つを意識していました。

仕入れ基準
  • Amazonランキングを見るな!モノレートが正義!
  • FBAで売る事!FBAのライバル出品者チェックする
  • 仕入れ時に1カ月以内で売るかor3カ月寝かせるかを決める?

1つずつ解説していきます。

Amazonランキングを見るな!モノレートが正義!

本せどりが売れない!という被害者を量産させる原因が「Amazonランキングで仕入れしろ!」というふざげたノウハウのせいです。

【本せどり】ランキング仕入法
  • 1万以内:出品すれば即売れる←コレは間違いない
  • 10~20万以内:出品すればすぐに売れる
  • 30万以内:出品すれば1ヶ月以内に売れる
  • 30万以上:出品しても売れない可能性あり

こんな感じのノウハウがあるのですが、私も情弱だった故にランキングのが30万位以内なら、売れた個数を見ずに即仕入OKという状態・・・・

モノレートは一切見ずに仕入れ!

今思うと直近でどれだけ売れているか知らずに仕入れってあり得なくないですか?

この「ランキングを見て仕入れ!」って言うのは間違いでもありませんが、絶対ではありません。

ここで3万台の商品と67万位台の商品の売れ行きを例に「Amazonランキング仕入れがいかに危険か!」を紹介します。

まず倖田來未さんの2009年限定カレンダーがランキング3万台で相場が2500円で販売されていたとします。

もしこれがブックオフで500円で売っていた場合、ランキング仕入れをして居る人は即買っていたでしょう。

下手したら1000円でも利益が900円くらい出ますから、買っているかも知れませんね(;゚ロ゚)

しかし売れ行きをよく見て下さい。

3ヶ月間、この商品全く売れていません。

つまり売れなければ仕入れ資金を回収できないため、1000円なんかで購入した場合、1000円+処分費が赤字になる可能性があるのです。

一方でAmazonランキングでは論外と言われていた67万位の商品をご覧ください。

67万位の商品でも3ヶ月に3回売れているんですよ。

詳しく調べると中古で1300円くらいの成約価格なので、108円で仕入れが出来れば500円の利益、300円仕入れなら300円くらいの利益は出ますよね。

後に紹介する3ヶ月で売る!って手法を使えば、1500円くらいで出品して、500円以上の利益(利益率30%越え)が取れるかも知れません。

故に、ランキング順位が良くても売れない物は売れないし、ランキング順位が悪くても売れる物は売れます。

だからこそ「Amazonランキングはあくまでも参考程度」で、必ずモノレートをチェックするようにしましょう。

売れている商品が分かったら、次はライバル出品者チェックですね。

FBAで売る事!FBAのライバル出品者チェックする

売れている商品を仕入れしても、それ以上の出品者が多ければ売るのが遅くなりますし、何より価格競争が起きて利益が取れなくなってきます。

自己発送でライバルよりも安く!って言う情報発信者もいますが、それだと一生肉体労働+付加価値が付けられないのでFBAで売るようにしましょう。

FBAを使うメリット
  • 自己発送はダルイ(梱包&送料が以外と高い)
  • 間違いがなくなる
  • Amazonが販売元と勘違いして顧客からも安心される
  • 自己発送より150円以上高くても先に売れる
  • 自己発送の人をライバルにしなくても良い

これだけメリットはあります。

特に最速で売るためにFBAでも自己発送の人に合せないといけないのか?って思うかも知れませんが、そんな事はありません。

むしろ自己発送に併せていたら、今度は仕入れできなくなりますからね(^^;)

顧客の気持ちになって見れば分かると思いますが、「できるだけ早く商品が欲しい」「販売元がよく分からない人よりもAmazonの方が安心できる」などの付加価値を付けられるのはFBA。

少なくとも自己発送のライバル出品者よりも、2つの心理でアドバンテージを取っているわけです。

手数料は確かに高いかも知れませんが、必ずFBAを使うようにしましょう。

逆にFBAで利益が出ない商品を仕入れてはいけません!

仕入れ時に1カ月以内で売るかor3カ月寝かせるかを決める?

ずっと私が本せどりうれねーーーーーーーって思っていた時にこの2つがよぎったんですよね。

1つは1カ月以内に利益が出るような商品だけを仕入れする方法で、回転率が良ければライバルが沢山いても売れていきます。

1カ月に売れている個数をモノレートで確認し、1カ月に10冊売れている本であれば、出品者から10番目以内にいれば1カ月後には理論上は売れますよね?(後から新規出品者が出てきたら別)

でもこの方法は、仕入れ対象商品がかなり絞られるので、せどり初心者には難しいです。

もう一つは3カ月かけて売る方法です。☜私は主にこっち

モノレートをみて3カ月に8回~10回程度折れており、利益が500円以上出るのであれば即買ってます。

ただしライバルは10人以上いる場合は買いません。精々5人~7人程度

売れている数が8回と少ないような感じがしますが、ライバルがあまりいなければ激しい値段競争に巻き込まれずに済みますので、利益を確保しながら売って行くイメージです。

コメント充実&写真添付で回転率は本は売れるようになります。

あと、めんどくさいかもしれないですが、写真やコメントを充実させるだけで中古本は値段を下げずとも売ることができます。

結局、心理的に「ネットで購入しても大丈夫かな?」って不安になるお客様もまだまだ多い。

ライバルは写真を貼るというダルイ工程を無視しているので、逆に差別化として写真を貼っておくのです。

すると、価格改定をしなくても早く売れるので、3ヶ月周期で売りたい場合はこの手法を使っていました。

ただ、一般的な回転率と比べると回転率が悪いので、大量仕入れには向いておりませんが、週1仕入れしかしない私にしてみたらちょうど良かったのです。

三カ月スパンで売り切る中古本を購入すると毎日在庫数の1%売れる。

3カ月スパンで販売している私の在庫回転率は毎日1%~1.2%程度です。

在庫が300あれば、1日3冊から4冊は売れていきます。

月平均にすると100~120冊程度(価格改定をすればもっと売れるかも)。

1カ月の在庫回転率は30%ってことで、毎日売れる状況にするための在庫数は最低でも200は欲しいところ。

有名せどらーさんのブログをみても、中古本せどり売れている個数と在庫数の関係は1%前後というブログが多かったので間違えがないでしょう。

逆に毎日の在庫回転率が1%も売れていない人は、価格改定や損切りして早めに資金回収すべきです。

もちろんすごい方は、毎日2%以上の1カ月で在庫の6割が売れてしまう回転率のよい在庫の持ち主もおります。

!注意

在庫数を増やす為に、売れにくい物を買ってもダメです。常に出口を考えなければなりません。

また在庫300以上あるのに、毎日の在庫回転率が1%以下及び月の在庫回転率25%以下だった場合は、損切りしてでも在庫の回転率の健全化を図った方が良いでしょう。

毎日の売れる個数が在庫数1%の回転率でも、仕入れ資金を払いながら手元に利益を残す考え方。

在庫回転率は1%だった場合、在庫数に対して1カ月で3割しか減らないです。

故に仕入れ額を一気に増やしてしまうと一気に仕入れ額に利益が全部ぶっ飛んでしまい、更には給料から持ち出ししてカードの支払をしなければならないという悪循環に陥ります。

私もこの悪循環に3カ月もはまってしまいました(2018年1月・2月・3月)。

4月にこの考え方が理解できてから大量仕入れをしても仕入れ額を全額支払っても手元に利益が残るようになりました。

仕入れ額の単価を徹底的に安くし、1冊で3冊分の仕入れ額が得られる利益が高い商品を購入する事!

つまり中古本せどりの最大の強みを生かし切るってことが、回転率が悪くても手元に利益が残る唯一の考え方だといえます。

うん?当たり前のことを言うなよって!?

本当に理解してますか?

理解しているのであれば、まさかブックオフのプロパー棚でビーム当てていないでしょね(笑)

毎日の商品回転率が1%だったらこの考え方しかありません。

要は月の在庫回転率が30%であるのであれば、1つの商品で3冊分以上の仕入れ額を稼げるようになれば、仕入れ額を払っても黒字になるってことですね。

ひとつここで例を上げます。

1日の在庫回転率1%でも利益が出る考え方

※平均仕入れ単価が200円で利益600円出る商品だと仮定し月に100冊購入。

月の在庫回転率が30%とし、Amazon・FBA手数料700円として計算した場合(1商品の売り上げは1,500円)

1500×30冊=45,000円の売り上げから手数料(700×30)を引くと純利益で24,000円

200円の本を100冊買ったので仕入れ額は2万。24,000円から2万円を引けば0.4万円の黒字。

残りの70冊は売れれば、(売り上げ-Amazon手数料)がすべて利益になります。

これを繰り返して、使える資金を大きくしていくのがコツ!

この仕組みができれば、在庫がある限定にはなるものの、何もしなくてもFBAがおこずかいマシーンになってくれます。

もしこれが仕入れ額500円で800円の利益しか出ない場合・・・、計算上では毎月45%以上の在庫回転率になっていないと黒字変換するのに時間がかかってしまいます。

(上記の理論を行う場合は、利益が1500円でる本を探さないとダメ!

仕入れ額が安ければ、在庫回転率が悪くても黒字にする時間はそんなにかからないです。

しかし仕入れ額が高いプロパー棚で仕入ればっかりしていると下記の記事のようなキャッシュフロー崩壊が待っております。

関連記事
  • プロパー本を見るな!古本せどりで稼ぐ仕入れのコツとは【時給下がる】

まとめ:本せどりの仕入れ基準を変えれば売れるようなる。実績が出来たら違うビジネスにも挑戦しよう

上記の理論が完璧に行くときは、ライバルが少なく価格競争が起こりづらい商品であることが前提になってきます。

私がこのことに気が気が付いたのはせどりを初めて3カ月たった時です(笑)。

まとめ:毎日利益を残すには
  • 最低でも在庫を200以上
  • 仕入れ額を落とす
  • Amazonランキングよりもモノレート見ろ!

もちろん回転率・評価・コメント・写真など売れ行きを決める要素は沢山ありますが、この基準で仕入れができるようになったのは非常に大きいです。

せどりは正しいやり方、仕入れ方法を知ることでブログアフィリエイトよりも早く成果が出せますし、人によっては2ヶ月で10万~20万稼ぐ人もいますから、実績作りには優れた副業です。

しかし、自分が働かなければ収入ゼロのせどりでは、いつまで経っても肉体労働から抜け出せないのも事実!

特に本せどりは1つ1つの利益額が少ないので、仕入れの数を増やさない限り生活するのは難しいですし、「1日3時間労働で生きる♪」は本当に難しい。

てかガチセドラーじゃないと無理だと思し、多分本はやらないね。

せどりは実績作りの一環としてを始めて、実績を使ったブログ✕メルマガの自動化による情報発信をやる事を強くお勧めします。

おそらくあなたは、本が好きでせどりを始めたわけではないはず、その先の生活が楽になる・自由・やりたい事があるからこそ始めたのではないのでしょうか?

しかし何も考えずに本せどりだけやると「仕入れの奴隷」になってしまいますよ(笑)

せどりを3ヶ月弱で成果を出し、こちらのビジネス展開も考えていきましょう。

今回は以上です。

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