宅建試験に落ちて辛すぎる・・・
宅建落ちて上司にどやされて恥ずかしすぎる。
宅建なんて二度と受けるか!?
これすべてかつての私でした。
おそらくこのページを見ているあなたも宅建に落ちて悩んでいるのかと思います。
しかし、結論から言うと宅建落ちたことは別に恥ずかしいことではなく、むしろ次の年にダブルライセンスになっていればOKです。
宅建落ちた直後に2chのスレ見て、自分に価値がないって思っていた時期がありませんでしたが、次の年に受かれば全然OK
むしろ何度も宅建を受けているので、その時だけ勉強した1発合格の人よりも血肉になっているはず来年確実に受かるコツは、宅建試験前に別のライセンスを取る事。
拍が付きますよ。— 輝月(きづき)@ワンルーム投資失敗からの不動産✕ブログ実践中 (@kizuki_fudousan) September 24, 2019
今回は上記のツイートを深堀しつつも、宅建落ちた後の具体的な勉強法&モチベーションの保ち方について解説します。
その気持ちを忘れないうちに行動を始めるのが重要だと言えます。
前提:15%しか受からない宅建を落ちても恥ずかしくない。
2ch(5ch)などの宅建に落ちたスレを見ると、【宅建ごとき受からないのはクズ】みたいなものがかなり多いです。
しかし、それはコア層の一部の意見であり、仕事をしながら資格を取ろうとしている人は落ちることは当たり前だし、そもそも合格率自体15%程度の難関資格です。
実施年度 申込者数(名) 受験者数(名) 合格者数(名) 合格率 宅地建物取引士試験 平成30年度 265,444 213,993 33,360 15.6% 平成29年度 258,511 209,354 32,644 15.6% 平成28年度 245,742 198,463 30,589 15.4% 平成27年度 243,199 194,926 30,028 15.4% 出典:資格の学校TAC
仮に35点以上取れても、上位15%に入れなければ落ちる資格でもありますので、ライバルの学力にもよります。
また、驚くべく事に宅建の最近の難易度上昇から慶応・早稲田の文系レベルだと比喩するサイトも・・・
64:国家Ⅱ種 歯科医師 土地家屋調査士
62:気象予報士 行政書士 マン管 国税専門官
60:早稲田慶応文系 市役所上級 宅建
59:海事代理士 AFP 通関士
55:センター7科目65% 測量士 2級建築士資格取得難易度偏差値ランキング
宅建落ちた後(複数回)のモチベーションの3つのステップ
step1:自己採点後宅建に落ちたら速攻で1月試験のFP3級を受ける(1ヶ月もかからず合格できます。)
自己採点が終わって、合格が期待できない場合は速攻でFP3級の勉強を始めましょう。
なぜFP3級なのか?理由は2つあります。
- 宅建の範囲も出るだけでなく、気分転換になる。
- 1ヶ月で受かる為、合格する癖をつける(自信を取り戻す)
FP3級のテスト範囲は(ライフプランニング・リスクマネジメント(保険)・金融・タックスプランニング・宅建業法・相続)の6科目。
税金だったり、今2,000万円問題で話題の厚生年金・国民年金などの仕組みが学べるだけでなく、宅建で学んだ知識を忘れないために確認しておく程度にちょうど良い試験なのです。
しかも、3級は1つ1つの科目に対して深く追求されませんから、2週間から1ヶ月程度の勉強ですぐに受かってしまうのがポイント。
宅建試験に落ちてしまうと、勉強しても意味がない=自信を失っている状態で、こんな状態で来年の宅建試験を勉強してもモチベーションを保つ方が難しいのが現実。
それであれば、宅建と関係のある簡易的な資格で気分転換をしながら、合格をする=勉強すれば宅建に受かる自信を身に着けるために必要なのです。
自己採点して落ちた・・・って確定した時から勉強しても余裕で間に合います。
step2:FP3級に受かったら、5月のFP2級の試験の勉強をする。(勉強の習慣化を忘れない)
FP3級は7割取れれば合格です。自己採点から1ヶ月間みっちり勉強すれば、問題も3択問題なので確実に合格できるでしょう。
FP3級が合格できれば、宅建の勉強を始めるべきか?
いやいや・・せっかくなのでFP2級も受けてしまいましょう。
正直FP3級を名刺に乗せても、仕事としては全く使えない=評価されません。
それじゃあ、FP3級を取得した意味がありませんよね?
名刺にFPを乗せるのであれば2級を取るようにしましょう。
FP2級を合格する為の勉強時間は大体150時間~200時間と言われておりますが、宅建を勉強していたあなたであれば、宅建・相続はある程度見直しすればOKです。
ただ、相続税の計算だったり、宅地の評価基準の計算などが出てくるので、宅建試験の勉強は無駄になりません。
それどころか、より深い知識を学ぶことになりますので、民法・相続関連についてはかえって頭に残るようになります。
step3:6月から本格的に宅建を勉強し始める。
結局FPを勉強した最大の理由は、2~3月時点から10月3週目の宅建を勉強しても、ゴールが長すぎてモチベーションが保てない事にあります。
それであれば二か月後~三か月後に目標になる宅建があったほうが集中できますし、しかもFPが手に入るメリットも!
さらにFP3級・2級と勉強し、合格できれば・・・・
試験勉強さえやれば合格は可能なんだ!
このイメージがめちゃくちゃ大事になります。
FP2級の合格発表が6月ごろですから、5月後半~10月3週目までみても5か月もありますので勉強時間は十分間に合います。
返って、1年後の試験のために勉強するぜ!は並大抵な強い意志がないとできないので、絶対にお勧めしません。
精々3か月後~半年以内にゴール設定があるほうがモチベーションが保てるのです。
FPの勉強で勉強する習慣化は忘れてはいないはずなので、リハビリで落ちた時の過去問から解き始め、宅建業法→法令上→民法(がっつり)→宅建業法と勉強すれば必ず受かります。
まとめ:宅建士のダブルライセンスは不動産会社転職時にかなり強い(実体験)
宅建落ちたとしても来年にFP2級+宅建士を取れば、1年間未資格だった時の屈辱感はあっという間に忘れます。
むしろ宅建士を1度落ちてしまっても、1年間勉強し続けるという努力こそ大事だったりするのです。
これが人生ベースでの自信になります。
宅建に落ちたからこそ、ダブルライセンスに挑戦してみてください。
FP2級+宅建士を持って、転職活動したら空白期間2年もあるのに10社中8社は書類選考に通りました(笑)
もちろん不動産屋の経験があるからという前提が・・・それでもすごいですよね。
宅建士に落ちたのは【来年のダブルライセンスの布石】だと考えるべき。
何も恥ずかしいことはありません。
とはいえ、ただ資格を勉強してもお金にならないので、資格勉強する前に下記の記事をご覧ください。
今回は以上です。