ブログ記事で一番大切なのはタイトルの決め方って分かっているけど、キャッチーなセンスのあるタイトルが付けられない・・・って悩んでいませんか?
私もブログ初心者時代には、タイトルの決め方に1時間以上迷ったことはザラ・・・
めちゃくちゃなタイトルを付けた為アクセス増えずに苦しんだ経験あります。
ただ、めちゃくちゃな記事タイトルを付けていたにも関わらず、一部の記事はアクセスが伸びるだけでなく、クリック率も通常の2.51倍と異常に高い記事を発見!
このクリック率が高い記事タイトルを抽象化したところ、7つのタイトルのルールがあり、センス不要タイトルを付けられる事が分かりました。
よってご安心下さい。
この記事を読むことでセンス不要で、クリック率が高いタイトルを付ける事が可能になるでしょう。
今回は、ブログ記事1000記事以上書いた経験から試行錯誤して生み出した、【7つのタイトルテンプレート】をご紹介させていただきます。
機械が行うSEO対策では1位をとっても、検索結果をクリックする人間です。
1位が取れず3位でもタイトルさえ良ければ1位よりアクセスがあるって事も十分あり得ます。
目次
クリック率2.51倍の根拠は?7つのテンプレートを使ったブログ記事タイトルの結果
2017年版のGoogle検索順位別クリック率データがInternet Marketing Ninjasより発表によると・・・
検索上位の一般的なクリック率は、1位で21%・2位が10%と、1位・2位を合せて約31%程度だと言われています。
■2017年の検索順位別クリック率
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━出典:https://seopack.jp/seoblog/google_ctr_2017/
しかしタイトルテンプレートを使って記事タイトルの結果は以下の通り!
注目して頂きたい点は1位の52.2%のクリック率は、通常の21%の2.51倍だった点。
更に4位なのに36.8%の数字を叩き出しているのです。
(ちなみに殆どのクエリが順位に対してのクリック率を超えております。)
4位なのに1位を越えているです!
SEO対策で1位がなかなか取れないけど、タイトル次第ではアクセス数では1位に勝てる=アクセス数で順位UPの良い流れになります。
センス不要でもクリック率が上がるタイトルの決め方【7つのテンプレート】
キーワードの疑問点+解決策orベネフィット型(メリットを伝える)
私が一番使うのが、検索者が思っている疑問点を前半に書いて、後半にベネフィット(利益)か解決策を持って行くパターン。
これを使うメリットは2つあります。
- キーワードがそのまま左側に使える
- タイトルに読者の解決したいことorベネフィット(読む利益)が表示されている(予想する)
キーワードを左側に持って行く事で、タイトルタグのSEO対策になりますし、F・Zの法則でクリック率がそもそも高いです。
更に、検索キーワードの答えを後半をタイトルに入れる事で、読む理由を作る(フック)になっているんですね。
本文もタイトル同様にベネフィットを最後に打ち出すことで、行動を促進させやすい=アフィリエイトに繋げやすいタイトルとも言えます。
タイトル前半に「新築 水道 引き込み」ってキーワードを左側で使い、工事費がいくらだろう?という読者の疑問を提示します。
そして、後半で読者に水道引き込み代を安くする方法を提案している=読むべきベネフィットを伝えております。
残念ながら水道引き込み系のアフィリエイト商材はありませんが、もし水道引き込み工事の相見積もりサービスなどがあれば決まりやすいタイトルですよね!
この形をベースにして応用することで、クリックされやすいタイトルを作る事が出来ます。
初心者orターゲット+キーワードの権威性(権威性・体験談を見せる)
日本人は権威性に弱いです。
極端な例ですが、「今すぐ出来る!素人が教える4つの節税テクニック」よりも「今すぐ出来る!税理士が教える4つの節税テクニック」だったら明らか後者の記事を読みたいですよね。
これは税金のプロである税理士という単語の権威性によるものです。
権威性を使ったタイトルの単語は「元プロ」だったり、私が多用している「元不動産屋・宅建士」っていう部分に該当します。
ただ、「私はその道のプロじゃないし・・・権威性なんて使えないよ!」って思うかもしれませんが安心してください。
その道のプロで無い場合は、体験談を見せても権威性を出すのに効果的です。
私は東京電力など電気関係で一切働いたことはありません。
不動産屋の実務で電柱移設を体験しているに過ぎませんが、体験した結果をタイトルに入れる事で「この人なんか詳しそう・・・」って思わせることができます。
最近は一次情報に当たる体験談を上位表示する傾向にあるので、経験があるなら体験談をタイトル・本文に入れるのがオススメですよ。
この記事は書いて3年は経ちますが、未だにコメントから質問きますよ。
権威性はそれくらい効果的って事です。
ターゲットによる失敗・後悔+キーワードによる提案※順番が逆でもOK(不安を煽る)
人間は手に入れていないメリットを刺激するよりも、失うかもしれないという恐怖・想像できる失敗を避けるために行動する傾向にあります。
メリットだけよりも約2,5倍も行動したというデータも!
ここで行動して貰うというのはクリックしてブログを見て貰うって事です。
不安を煽る型として、(失敗・後悔キーワード+提案)だと体感的に読まれる傾向に有ります。
「注文住宅 後悔」と「建売にすればよかった」を組み合わせたタイトル。
狙っているキーワードのライバルチェックをした時に、検索結果がメリットだらけであればぜひデメリット・失敗点を挙げる記事を書いてみて下さい。
周りがメリットだらけの中に急にデメリット記事で上位表示をすることで目立ち、クリック率が高くなってかなりアクセスが集まりました。
このタイトル付けはデメリット・ライバル商品を批判時に強力すぎるあまり、企業より内容証明が届く威力を発揮します。
冗談抜きで訴えられますので、このタイトルを付ける場合は抽象的な物に対して使うようにしましょう。(個人名は絶対NG)
初心者orターゲット+キーワードの簡易性(簡易性を見せて行動させる)
その記事を読ませて行動させたいって場合、簡易性を見せることで、「どれくらい簡単なんだろう」って興味本位で読んでくれる傾向にあります。
特にお悩みキーワード&解決したいキーワードで簡易性をみせると行動してくれる=アフィリエイトが決まりやすいの簡易性も使っていきたいところです。
この記事はデフォルトのストークのトップページがダサすぎて、なんとかしたいというお悩み者に対して、簡単におしゃれに出来ますよって提案してます。
ストークを持っていること前提のキーワードなのでアフィリエイトが決まるわけではありませんが、キーワードによってはアフィリエイトが決まりやすいタイトルテンプレートです。
新しい事を始めようとしている人(プログラミング・ブログ)などに「簡単です」とか入っていたら、興味あればついつい読んでしまいますよね。
そこでプログラミングスクールとか紹介されていればCV(コンバージョン)は高そうです。
※情報商材でもおおく使われてます。
またタイトルの中に簡易性と難しさの対極をいれると、より簡易性を効果的に演出することが可能です。
- 「実績が無くてもメルマガでリストを簡単に集める唯一の方法」
- 「実績が無いメルマガが難しいは嘘!初心者でも簡単にリストを集める唯一の方法」
前半は簡単しか入れていません。
後者は読者の潜在的思っている「難しい」って言葉が入っているため、より簡単に見せることができるのです。
文字数に応じて、難しい・簡単の対極を入れると良いでしょう。
まだ~キーワードを使うの?Orキーワードはオワコン(煽る)
煽り系で有名なフレーズは「まだ東京で消耗しているの」のイケハヤさんのコピーですよね。
アレは素晴らしいですね。
煽られた対象者は必ずクリックしそうな方法でもあります。
私はあまり使わないのですが、他のブロガーさんの煽りタイトルで読まれている記事が多いので、煽り系も1つの手段として使うのが良いでしょう。
煽り系のタイトルと記事の内容が伴っていない場合は、クレーム・無意味な批判コメなどが集中しますので、煽り系タイトルは諸刃の剣だと思って下さい。
キーワードの常識・疑問点+デメリット(常識と逆張りする)
常識と逆張りした記事もかなり読まれますので非常にオススメです。
日本人の特性上「みんな一緒だと安心」というのがありますが、同時に常識・同調に縛られたくない思って居る人に多く、常識と真逆な記事はかなり人気が出ます。
私の場合の成功例ですが、無条件で床暖房をオススメする不動産屋しかいない現実に逆張りした記事を書いたところ、月1万PV越えの記事に!
ちなみにこのタイトルは、不動産屋っていう私の権威性も追加しているのがポイントです。
キーワードで悩んでいるターゲット+解決策・具体例(網羅性)
最後になりますが、特定の層に対して具体的な例・提案をしたタイトルもターゲットから読まれます。
一見、ターゲットを絞るとアクセスが少ないのでは?って思うかも知れませんが、逆です。
万人受けを狙うとビックキーワードになる上、ターゲット設定がフンワリしてしまい、誰にも共感されず読まれなくなりますよ。
特定の層を狙った記事は、スモールキーワードになりますが、ライバルも少なく、記事同様の疑問を持った人に長く読まれます。
具体的な悩みに対して刺さるタイトルなら最高ですし、悩みに直結して居れば、成約キーワードに近くてアフィリエイトも決まりやすいのもポイント!
まとめ:SEOが情報多様化されてきた今がチャンス!ブログ記事タイトルで差別化せよ
ここまでブログのクリック率を跳ね上げるタイトルテンプレート7選を紹介しました。
ところで、あなたは2017年版のGoogle検索順位別クリック率データの数字をみて、あなたはどう思いしましたか?
私は正直、1位・2位を合せてもたった3割のクリック率しか無いのか・・・って思っております。
なぜなら、2014年頃には1位のクリック率だけで34%越えだった頃に比べ、1位・2位だけの情報に満足できない人が増えたと捉える事ができるからです。
つまり、検索者が求めている答えが見つからなさそうなタイトル付けが原因で、残りの7割が3位以下の別の記事を探しているのです。
これはチャンスですよ!
現状狙っているキーワードが1位・2位に入っていなくても・・・・
読者の興味をそそるタイトル付け+検索上位を取得していれば、残りの7割に刺さる1位・2位の記事よりもアクセスがある状況を作れる
を意味しているからです!
もちろん検索1位+興味のあるタイトル付けが出来れば、平均21.12%のクリック率に対して50%越えのクリック率を達成しやすくなります。
タイトルの文字数・テクニックについては下記記事をご覧ください。(クリック率があがりますよ!)
と言う事で今回は以上になります。