って今の仕事に不満が溜っていると、つい未経験の仕事に挑戦したくなる気持ちも分かりますが.....
結論から言うと「不動産管理」はNG!
一番高い商品を管理する故のクレーム産業&給料が低い場所であなたが消耗する必要はがありません。
おそらく今の職場・同じ業種への転職の方が100%幸せです。
と!いっても
と思う人も居なくもありませんので、今回は不動産業界歴5年&不動産投資家としての経験談も踏まえますが
実際働いていた人にアンケートを取る形で、不動産管理の難しさ...実は将来性が無いと言われる管理会社の特徴を解説させて頂きます。
目次
不動産未経験で不動産管理はきつい(やる事が多い)
不動産管理の求人を見てみると....
- 年間120日以上の休み
- 未経験可
- 転勤無し
- ノルマ無し
不動産管理ってマジで天国かよ(笑)って思いますよね。
そして、良くありがちな求人とは違う!「休みじゃなかった!」とかって事もなく。
実際会社の運営状態はおそらく求人通りのところが多いと思います。
ですが、不動産管理はクレーム産業と言われている業種。
不動産を所有しているオーナー・入居者もまた土日休みの方が多く、入居者から会社ではなく、あなたに直接クレームがくる!って事になるわけです。
他にも!不動産管理の仕事は。
- 客付け(仲介会社に紹介)
- 収支管理報告書作成
- 火災保険などの手配
- マンション総会準備・資料作成
- 退去後のリフォーム会社手配
- シーリング業務(価値創造提案)
- 集金業務・送金業務
- 清掃業務
控えめにやる事多すぎじゃ無いですか?(割と専門知識必要です。)
売買もそこそこありますが、管理業務みたいに細かい作業は求められません。
これにプラスしてクレーム産業が待ち構えているので、
不動産管理経験者に、辛いと思った事をアンケートを採ってみた
準備中
クレーム産業の不動産管理が給料が低いは利益が小さい&手離れ悪すぎ
これだけクレームや業務が沢山ある不動産管理ですが、実は給料はかなり激低。
求人ドットcomで調査したところ、年収429万円が相場だと言われていますが、おそらくもっと低くなるのが現状です。
理由は簡単で、キャッシュポイントの額が低すぎるから。
不動産管理のキャッシュポイントは以下の3つが基本です。
- 管理費(家賃✕5%)
- 仲介手数料(客付けする場合(家賃1ヶ月分))
- リフォームなどの手続き費用
これくらいしか入ってきません。
仮に家賃8万の12世帯のアパートを1ヶ月管理しても、96万✕5%=約5万円しか入ってこないわけですよ。
たったの5万だけですよ。
故に故に1人の社員が月100万稼ぐためには最低でも120世帯規模のマンションを管理する必要が出てきます。
冷静に考えてやばくないですか?
120人も毎月相手にする可能性があるって事を....
クレーム被ったらかなり死ねます。
しかも売ったら基本お仕舞の不動産売買と違って、ゴールが全くない管理。
辛すぎます。
逆に売買の場合、4000万の案件を売れば、4000✕3.3%+6.6万=約130万も入るし、両手(売主・買主)から貰えれば、1撃で260万も収益を出すことが出来ます。
月1件売れば、管理会社の3倍以上稼げる不動産売買とでは当然給料も大きく異なってきますので.....
本当に嫌なクレーム対応を休みの日にも対応しているのに、給料が20万円程度しか貰えずに消耗..するって言うのは辛すぎるので個人的にはオススメできないのです。
ただ未経験であれば売買を1度でも良いからやっておくべきですよ。
不動産管理は将来性がある?←管理しかしない会社は潰れる
不動産流通推進センターの不動産管理業統2020によると、
前年度の管理棟数に比べて、200棟規模のマンションの管理増加が前年の23%増加、単一型の物件に関しては83%も増加して、市場は確実に伸びています。
こう聞くと!
って思うかも知れません。
ただ気をつけて頂きたいのが、同じ管理会社でも
など必ず「売買」をやっている会社しか伸びていないって事を忘れてはいけません。
そして以下の内容が私が最も伝えたかったことなので、引用しますね。
黄色マーカーに注目して下さい。
管理は固定収入が入り、人のフンドシで相撲を取る以上は大きなリスクがないですが、利ざやが小さい上に手離れの悪いビジネスです。
24時間365日発生する可能性のあるトラブルに備えたり、賃貸繁忙期には休みなく営業したりとそれなりのスタッフ、店構えが必要です。
スタッフのなり手不足・高齢化、下請け業者の単価アップといった状況の中で、これまでの体制を維持するには固定費の上昇は避けられません。
そこまでして体制を維持したところで、人口減少社会の日本で将来の展望は描きにくく、大口のオーナーに違う管理会社に切り替えられたらアウトです。生殺与奪の権を大口オーナーに握られてイエスマンにならざるを得ません。
経営的に言えば、かえって店舗もスタッフもなしで年に1回くらいでかい取引まとめる不動産ブローカーの方がよっぽど良かったりします。いつでも辞められるし。
出典:不動産管理業はこれから厳しい!?将来誰も不動産管理してくれなくなる前に”アセットマネジャー”の不動産管理会社をしっかり選任しておきましょう
結局、管理は1度請け負ってしまったら不動産管理って手離れが悪いビジネスなんですよね。
しかも利益も少ない上に、スタッフの高齢化・職人の固定費増加も踏まえると、今後あなたが就職しようと思っていた管理会社がいつ倒産するか分からないんですよ。
故に管理しかやらない会社に転職は絶対にNG!
最低でも管理会社の場合は大手企業に入れなかったら基本的に失敗すると思って下さいね。
という事で、将来に不安な不動産未経験者は次の生き方が一番幸せです。
まとめ:不動産管理の求人の休みの多さに騙されて未経験でいくな!本業+副業が一番幸せです。
人間関係が結局今の職場は辞めなくて良いよ!って事を伝えたいです。
将来が不安だから...新しい事に挑戦したくなる気持ちも分からなくも無いですが、であれば極力リスク0で挑戦しましょう。
結局未経験の事が最初から上手くいくって事はあり得ません。