とりあえず3年は古い?向いていない仕事で5年働いた思わぬメリット3選

「石の上にも三年」「茨の中にも三年」「商い三年」

あなたも漠然と辞めたいと思いながらも、「とりあえず3年は仕事を続けた方がいいのかな」と思っているのではないでしょうか?

とはいえ、現在のSNSなどで、「新卒3年」とか検索してみると・・・・

とりあえず3年が古いといわれている
  • 企業に最低3年勤めろ!は老害が言う事
  • 合わなかったら一瞬でやめろ!
  • 同じ会社に3年も務めるとかもったいなさすぎる・・

など、バブル期では考えられなかった「石の上にも三年」がボロッカスに言われているわけですよ(笑)

ただ私の結論から言うと、「よっぽどの事が無い限り3年間は続けろ!」です。

この結論を聞いて、「たふいって老害なんじゃねWW」って思われたかもしれません。

確かに、本当に意味のない仕事をしていたり、人を騙してクソ商品を売らされている(心を痛める)のであれば、速攻で会社を辞めるべきです。

ですが、特にそのようなことがなく、まだ入社1年目とかなのに「仕事つまらない・こんなことしても意味ない」って辞めるのは浅はかって事。

というのも、「石の上にも三年」で学ぶことは、仕事内容ではなく、ある○○を学ぶべき期間だからです。

そして向いていない仕事を続けた私にとって意外なメリットがありました。

今回は”向いていない仕事”にもかかわらず5年続けたことで得られたメリットについてご紹介させて頂きます。

たふい

私は勢いで脱サラしてしまった人間ですが、それでも5年は働きました。

そのおかげで、起業してからのトラブルにはある程度対応できるようになってきています。

とにかく不動産の仕事は向いていなかった。とりあえず3年も働きたくなかった私

大学時代は人と会話を楽しむという事ではなく、どちらかというと1つの事をやりきる仕事の方が向いていました。

営業職とかマジで苦痛だった・・・・でも40社ほど受けたけど貰えた内定が不動産関係しかなかったから仕方ない。

当時の仕事内容は・・・

不動産屋の仕事内容
  • 物件の掃除・現地販売会の設営
  • ローン審査
  • 物件の販売準備・トラブル解決
  • 物件情報の仕入れ(業者訪問)
  • お客様の家に訪問・電話営業
  • ポスティング 1000枚ぐらい
  • ネットに物件掲載←一番好きな仕事だった(笑)

控えめに言って、人と関わる仕事ばっかで辛かったすね・・・

毎日11時仕事をやってから、アポイントを取れていない時はその後にポスティング。まだマシ。

しかし、何より苦手だったのが「何千万する家の購入をクロージングする」が本当にいやでした。

売れない時なんて毎日自己嫌悪で、お客さんと話すのが怖くなりますます売れないループ。

とりあえず3年!長すぎるだろ。

本当に向いていないんだな・・・って心の底で思っていましたし、失敗ばかりでしたがネットビジネスで逃げたいって思いながら仕事をしていました。

たふい
結局ネットビジネスが上手くいったのは5年目ぐらいで勢いよく辞めました。
最初の3年間は、マジでノウハウコレクターでしたね

ただ、脱サラした今だからこそ言えますが・・・・

本当に5年間続けてきて良かったって心の底から思います。そのメリットを解説しますね。

とりあえず3年は古くない!5年続けた仕事で得られたメリット3選

SNSなどで「つまらない仕事はさっさと辞めろ!」とか言う意見があり、「とりあえず3年」は死語と言われていますね。

でも私はこれに異を唱えたいと思います。

私が得られたメリットは以下の3つ

とりあえず3年が古くない理由
  • ビジネスマナーを実践的に覚えられる(自分で金稼ぐなら超大事)
  • 経験年数でブランディングになった。
  • 3年目以降の仕事から楽しくなった。

どれも大事な事なので1つずつ解説しますね。

脱サラするなら、とりあえず3年間の期間でビジネスマナーを身につけるべき。(お金の持っている層に相手にされなくなる。)

私は5年務めたおかげである程度のビジネスマナーを学ぶことができたかなって感じています。

とりあえず3年の仕事である○○を学ぶべき期間はビジネスマナーです。

これで仕事が貰えるかどうかの否かを決めます。

例えば尊敬語と謙譲語の違い大丈夫ですか?(なんでも「お~」を付ければいいってもんじゃありませんよ。)

冗談抜きでこれが大切であり、今後あなたのビジネスマナーによって、「頭悪そう・嘘ついてそう」とかお客様に思われないようにするための第一印象を良くするためです。

ビジネスには色々な業種があり、年齢・性別・経験が異なる人たちと関わる機会が多いですが、唯一共通した指標となるのが、実はビジネスマナーなんです。

「挨拶もできない・・」「名刺交換もできない・・」は論外として、言葉遣いが悪い人は、信用できないですよね?

ここで1つ実際に私が二度と仕事しないって決めた人の例を挙げます。

前に仕事をしていた人にビジネスマナーが出来ずに二度と取引しないと誓った人の例

 

以前、不動産仲介会社の他社の40代以降の人で、なぜかタメ語で話してくる人がいました。

「友達か!」って突っ込みたくなったし頭悪いを通り越して「気持ち悪い」って思いましたからね。

私は最低限の話だけ聞いて、その人には物件紹介とかは一切行いませんでした。(同じ会社の別の人には送ってましたけど)

入社して1~3年の間であれば、多少の失敗も許してもらえますが、30代になってこんな話し方している奴は頭おかしいって思われますよ。

そして仕事を失っています。

仕事内容以前に、最低限のビジネスマナービジネスメールの書き方だけは学びましょう。

たふい

記事作成を依頼する際、応募される方の中で、ビジネスメール・挨拶や自己紹介が無い人がいます。

そういう人は速攻で落とすし、むしろ返信すらしていません。

そういう気づかいが出来ないと、人と関わる仕事は一切取れないですよ。

サラリーマンに副業を教える人は特にビジネスマナーを覚えておこう。

 

「副業を教えます!」とかでコンサルティングを行っている人がいますが、ビジネスマナーが出来ないコンサルタントに数十万払って教わりたいですかね?

私は無理です。「頭悪そうな人から教わりたいと思いません」

実績はあるでしょうが、不快にならないビジネスマナーが使え、自分と価値観がある同じ実績を持つ人に教わればいいだけの話。

逆にビジネスマナーがしっかり出来て、相手の気持ちがくみ取れれば、資格無し未経験でもコンサルタントが稼ぐ4つの手順で稼げるようになるんですよ。

あなたが学生をターゲットにして商品を販売するビジネスマナーは多少できなくてもOKかもしれません。

しかし、サラリーマンで家庭を持っている(ある程度プライドがある)人をターゲットにするなら、相手を尊重できるビジネスマナーを絶対覚えるべき。

よって人間関係がクソな会社以外は3年ぐらい勤めときましょう。

3年務めてない奴に何がわかるんだ!っていう人もいるぐらいですから・・・

ぶっちゃけ成約率がかなり変わります。

とりあえず3年以上つづけた仕事が副業の経験年数でブランディングになった。(不動産ブログで上手くいった)

副業を考えているあなたにも、「経験年数」というのは一つの価値になります。

創業90年、設立50周年・・・あなたの身の回りにもこのようなキャッチコピーのお店がありますよね?

続けるということは、実はそれだけ価値がある事であり、副業の実績がない内は経験年数でゴリ押しする方法が結構効果的なんです。

例えば、素人の人と、別の中華料理店で修業した人10年の人が同時に中華料理店を始め、2人とも販売実績が0だったとします。

お互い売れた実績は使えませんが、10年修行してきた人に「10年以上修行してきた本場の中華料理が食べられます!」って言われたらどうでしょう?

ド素人の中華料理店よりも商売繁盛するのは目に見えてますよね。

ここで使ったのは、販売実績・お客様の声ではありません。

「経験年数」ただこれだけ。

それほど「経験年数」という時間は、誰しも平等に与えられた、共通の物差しであり武器になります。

「10年この仕事を行っている」と聞けば、どれだけの時間を今の仕事に費やしてきたのか、簡単にイメージする事が出来ますよね。

転職サイトにも10年やってきた人優遇します!みたいな企業もありますけど、正しくこの事でしょう。

それはお客様への安心感にもつながるんです。

たふい

私が最初に成果を出した不動産ブログは「不動産歴5年・新築戸建ての仕入れ課」というキャラでブログをやっていました。

コメントはおかげ様で100を越えるぐらい貰えるのも経験年数が関わっていると思っています。

とりあえず仕事3年以上の経験年数が無いと副業で稼げず商品も売れないの?←それは違います。

経験年数はブランディングの強力な武器になりますよ!ってお話しをしましたが、経験年数はあくまでも1つの武器にしかすぎません。

経験年数だけがモノをいうわけじゃないですよ。

その理論が成り立つなら、昔から地元からやっている店が、後から参入してきた会社に負けるはずないじゃないですか?

でも現実は違いますよね。

昔ながらのお店は撤退に追い込まれています。

経験年数が無ければ、その分のスキルで補えばいいし、アフィリエイトの考え方の抜け道の様にショートカットして稼ぐ事も可能です。

経験年数は強い武器ですが、絶対的ではありません。

ただ続けているだけで手に入るので、3年以上続けておくメリットにはなるでしょう。

とりあえず3年仕事が古くない理由は4年目から仕事が楽しくなったから。(専門性が増す。経験談)

同じ仕事を3年以上も行っていると、「飽きてきたなー」と感じることはありませんか?私は2年ぐらいで飽きてました(笑)

たふい
しかもその時の年収が312万だったので、年収の少なさに絶望を覚え更に辞めようかな・・・っていうボンテージがMAX状態。

でも冷静に考えると実はそれ、仕事に慣れてきた証拠なんですよ。

というのも、仕事を振る側として、仕事ができない入社1年目に大きな仕事は振れないってことなんですよ。←(だからつまんない&向いていない仕事ばかり)

頼む側からしてみれば、その人が失敗して取引先の信用を失ったら会社は大きな損失被ります。

たふい
本来仕事を頼むってことはめちゃくちゃ怖いことなんですからね!(起業すればわかります。)

本当に楽しいのは4年目からで家を売るだけから、企画販売・仕入れもやるようになった時。

4年目から億に関わる仕事をやらざる得ない状況になり、社内でも社外でも関わる人が多くなり嫌でもスキルがつきました。(ゴルフとかめっちゃ行ったもん。)

そのスキルは、今後あなたが生きていく上で、大きな武器になるでしょう。(少なくとも私はブログで使えました。)

たふい

ぶっちゃけとりあえず仕事3年未満で辞めるなんてマジで勿体ないですよ(笑)

今では謄本・測量図・公図・グーグルマップを見ればある程度の解体費・建売業者の買取価格・土地の販売価格を見積もれます(笑)

とりあえず3年が古くない理由として1万時間の法則が関係している。

1万時間の法則というのは、何事にも1人前にお金が貰えるプロレベルになるためには大体1万時間掛かるといわれている法則です。

そしてこの1万時間の法則というのは毎日9時間仕事(後1時間残業)に没頭すると、ちょうど3年になると言われております。

そういう意味でも「とりあえず3年」って言われているわけです。

1万時間の法則
9✕365✕3年=9855時間
※厳密には休みもあるので・・・・
9✕250✕3年=6750時間=約7000時間弱だが、7000時間も継続すれば必ず人に見せられるレベルにはなるでしょう。

ここまで継続出来る人は、人前に見せられる=金に換金できるスキルといえるので、中々忘れませんが、1年で仕事をやめるなど中途半端に継続しても、せっかく覚えたスキルを忘れてしまうのです。

1つに特化して、副業などで稼ぎたいのであればとりあえず3年続ける!って意志を持って挑戦した方が絶対に上手くいきますよ。

1万時間の法則の注意点!

同じ時間をやれば、必ず同じ結果になるとは限りません。
取り組んだ時間の濃密さや、集中力によって変わる結果が変わるのでプロになるか、アマに毛の生えたプロになるかはあなた次第です。

たふい
私もプログラミングを数ヶ月頑張りましたが、殆ど覚えていません。ですが不動産業務については殆ど忘れていませんね。

まとめ:とりあえず3年は古くないけど人間関係が最悪だったら即無視でOK!稼ぐ仕組みを作りましょう。

この記事では、仕事を続ける事でのメリット(ビジネスマナーを実践的に覚える・専門的スキル)をお伝えしてきました。

ただ、今あなたが人間関係や職場環境で苦しんでいるのなら、必ずしも無理する必要はありません。

速攻で会社を辞めましょう。

なぜなら、他人を変えることで人間関係を良くすることは誰にもできないからです。

だったら自分や他人に期待しない生き方を実践すると人生が安定しますよ。

もしあなたの上司に「すぐに会社を辞めたら次はないから!」と脅されても大丈夫。

それは嘘です。

3年続ける、辞めることはそれぞれに一長一短がありますが、最も重要な事は、これから数年後の自分が成長できているを想像できるかどうかです。

自分より3つ以上先輩社員が、勤続年数3年以内のあなたと同じ事をやっていたら、「仕事とりあえず3年」ではありません。

辞めるか・稼ぐ準備をするかどっちかをやりましょう。

無能だと思っていても1年以内に自動課金で脱サラする方法

この記事を読んで、あなたが自分の現状と将来についてしっかりと考え、行動していただければ幸いです。

今回は以上になります。

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